著者情報

クルスミカン

来須みかん

大阪在住。2021年『もうすぐ死ぬ悪女に転生してしまった』(アルファポリス)で出版デビュー。

レジーナブックス執筆作品

あなたの愛が正しいわ
「君の愛は迷惑なんだ」――心から愛してきた夫にすべてを否定された伯爵夫人ローザ。それまで夫の身勝手をフォローするため無茶な働き方をし続けていた彼女は、心身ともにボロボロだった。そんな妻に「見苦しい」と言い放った夫デイヴィスの望みは、ローザが伯爵夫人として美しく着飾り、社交に精を出し、夫に依存せずほどよい距離を保つこと。それなら彼の言う通りにしてやろうと決めたローザは、夫好みの可愛らしい服装をやめ、自分が好きな鮮やかな色のドレスに身を包む。見違えたように美しくなった彼女は社交界でも評判になり、夫デイヴィスも手のひらを返そうとするが、時すでに遅く――!?
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もうすぐ死ぬ悪女に転生してしまった
国中から聖なる力を持つ少女が集められ、聖女が選ばれる――その選定期間中、同じ聖女候補に毒を盛ったとして罪に問われたメアリー。父親に叱責された瞬間に前世の記憶を思い出した彼女は、この世界が好きだった乙女ゲームの世界だと気づく。そして自らが、必ず死ぬ運命の悪女であるということにも。このままでは、自分はゲームの攻略対象に殺される……そのことを悟ったメアリーは、生き残るため、攻略対象である聖騎士たちを懐柔しようと決意した。そのためにメアリーが選んだ手段は、いかにもな悪女だった己の姿を改め、清楚な聖女風に装うことで……たとえぶりっ子と言われても、利用できるもの全て利用する!? 媚び売り上等、したたかな「悪女」の大逆転ストーリー!
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